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サイト投資への方針(2)

今回は、投資家の中でも個人に的を絞って話を進めます。

サイト売買が注目を集める中、従来からサイトからの収入を過大に宣伝している人々がいます。確かに、月収100万円などということもごくごく一部にはいらっしゃるのかもしれません。しかし、法人や団体ならともかく、個人でこのような収入を望むことは草野球でメジャーリーグのスカウトを期待するといった奇跡を願うようなものです。

現実的には多くの方が月に数千円から数万円の収入を得ているに過ぎず、その収益源も広告やアフィリエイトといったものがほとんどです。ウェブの世界を支える重要な人々はこれらの個人なのですから、小額であってもサイトを運営していくのに大切なモチベーションを与えてくれる広告やアフィリエイトは重要な役割を果たしています。

個人の投資家がどのような投資方針を持っていったらいいのかを考える際には、単に収益性ばかりを考えるのは望ましくありません。あくまで、「若干のお小遣いを得る」+「サイト運営のモチベーション」といった考えでしたほうがいいでしょう。喩えるなら、「家庭菜園」です。家庭菜園で専業農家のような収益は望めませんが、健康になり、作物が実る楽しさを感じながら、食費に若干のコストダウンを図れます。サイト投資の多くはこのような方針で行うことが多いでしょう。よって、サイトの売買も小額になるか、もしくは自ら制作したほうがいいのかもしれません。

このような「つつましい投資は嫌だ」と思われるのでしたら、もう少し収益性にこだわるのもいいのかもしれません。その際にも、あくまで一回の投資を大きくするのではなく、比較的小さな投資額のサイトを入手し、運営に慣れていく中、さらに同じようなサイトを入手していくといった芋づる式の投資拡大がいいでしょう。このように投資規模を拡大させていきながら、順々に収益性を高めていくことがいいです。

このような投資方針が好ましいと説明する背景には、今日では多くのマーケットプレイスで売買が成立している案件の割合が3分の1から9分の1程度なのです。現状では、サイトの売却が実現するのは極めて難しいといえるでしょう。このような状況下で、サイトの売却を視野に入れた投資方針は危険でしょう。ただし、売却可能性が高いサイトであれば売却を視野に入れた投資方針もリスクは小さくなります。

より多くのサイトは売却可能性が低い状況にあるため、家庭菜園的な方針を基本とし、収益性を向上させていきたいならば、芋づる式でサイトを拡張させていくほうがリスクを小さく、安定的な収益性向上が図れます。



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